昨日(11日)、五所川原市プラザマリューで開催された"平成22年度 津軽半島観光コンシェルジュの会「めごネット」総会"に出席してきました。
昼食会の模様
「めごネット」は
友情を通じたサービスを基本理念に、地域を思い地域に拘(コダワ)る、意欲的な住民や企業団体等が結集し、津軽半島の観光をしなやかに展開する知的な推進母体として、観光関係施設等が相互にホスピタリティと資質の向上を図ろうとする
という理念を持つ団体です(ウソをつくといけないので規約から抜粋しました 汗)。
私の理解では、おもに観光に携わる業種の方々が相互理解を深め、情報を共有し、津軽半島の魅力を伝えて行こう!という旗印を掲げているのだと思います(初めての出席なので、説明がありきたりでスミマセン)。
詳しくはこちらを是非ご参照ください →
めごネットホームページ
あるびょんは今年から正式に入会することになり、総会に出席したワケですが、「私のような若輩弱卒がこんなところに居て善いのか知らん」と思わずにはおられないそうそうたるメンバーが顔を連ねています(角田周さんとか川嶋デイジーさんとか)。
総会は、21年度事業・収支報告、22年度事業計画・予算計画などの審議が行われ、私は「フムフム」「なるほど」と理解したフリをしていたワケですが、やはり皆さんの関心は今年12月に控える「東北新幹線全線開通」に向けての取り組みについて、でした。
私、つがる市木造に住みながら「観光するならどこがオススメ?」と聞かれても、ベンセ湿原ぐらいしか思いつかないほど地元の観光資源については不勉強でして、新幹線開業を迎えるにあたり、具体的なアクションについては思いつかないのですが、せめてあるびょんホームページを通じて観光スポットをご紹介していきたいと思います。
また、ある会員から「修学旅行の宿泊先として一番ありがたがられるのは、お出迎え、お見送りがきちんとできる所」というお話がありました。
あるホテルでは、どんなに忙しくても、厨房スタッフも含めて皆でお見送りをする、バスが見えなくなるまで手を振ってお見送りする、というエピソードを紹介されました。
まさに「サービス」ではなく「ホスピタリティ(おもてなし)」の心がなければできないことですね。
私はあるびょんに勤めるまで接客はしたことがなかったのであまり店員の態度や所作には注意していませんでしたが、最近は他のお店の店員さんの振る舞いに自然と目が行くようになりました。
そこで気がついたのは、いくら元気に「いらっしゃいませ!」と言っていても、まったくこちらに目を向けない店員に対しては「むしろあいさつしなくていいよ」と感じたことです。なんか、心がこもっていないと思ったんですね。
ので、自分がレジに立つ時には、必ずお客様に向かって「いらっしゃいませ」と声をかけるように心がけています。
(もともと接客は苦手で、眉間にシワが寄るタイプなので、ぎこちなくないか心配ですが)
逆にお客様から「ありがとう」と言われると、とてもうれしいということにも気がつきましたね。いやいや、こちらこそありがとう、と言いたくなることもしばし。ので、コンビニでもよほど態度が悪い店員出なければ「どーもー」と言うようになりました。
街の駅あるびょんは、お客様はもちろん、野菜を持ってきてくださる納品者さんや、支えてくださるNPOの会員の方、千代町、有楽町両商店街の方、皆さんの理解と協力と関わりなくしては成立しないお店です。
どこよりも安く!という「サービス」も大切ですが、気持ちよくお帰りいただくための気配り、すなわち「ホスピタリティ」を欠いてしまっては、街の駅あるびょんは単なるスーパーになってしまう、という危機感を持っています。
品ぞろえだけなら大型スーパーに行った方が一度に欲しいものがそろって便利に決ってます。
街の駅あるびょんには、ご近所の、高齢者の方がたくさんいらっしゃるのですが、意外なところにご不便を感じるんだなぁ、と気づかされる時があります。どうやら当店のレジ台はコンビニやスーバーに比べて高さが微妙に高いらしく(カゴを台に載せる時にひっかけるお客様がよくいらっしゃるのを見て気がついた)、カゴの中身が重いと引っかけた時に何倍も負荷がかかります。
ほんの数センチの差。それでもお年寄りには負担がかかる場合があるんですね。
お年寄りが持ってきたカゴが重そうな時にはレジ越しに乗り出して買い物カゴを持ってあげるようにしていますが、同じ行動でもお節介になる場合もあるでしょう。
単なるサービスやお節介ではなく、相手の欲することをさりげなく満たす、これがホスピタリティ。
そんな気が利いた目配り気配りを心がけたいと、めごネット総会に出席してあらためて思った次第です。
めごネット総会出席でこんなにテキストを書けるなんて、なんか得した気分です。めごネット、深い
ぜ。
(あるびょん安田)