あるびょん周辺のオススメスポット、今が見ごろのベンセ湿原に行ってきました。
国道101号線の北浮田から北に向かって伸びるのが広域農道、愛称「メロンロード」です。
写真の通り、ひたすらまっすぐに車力方面に伸びています。
夏場には道沿いにスイカ・メロンの直売所が店を開き、「地方発送承ります」のノボリが立ったり立たなかったりします。
メロンロード
わかりやすい看板に従って走ること3分。あ、車で、です。
平日だというのに、駐車場は満杯なのです。
地元出身のお兄さんがジュースなどを売っていました。
「平日なのに人が来てますね」と彼に話しかけると、「休日は人が多くて通路をすれ違うのも大変なくらいごった返すから、自然を楽しみたいなら今日ぐらいの人出がちょうどいいと思うよ~」と教えてくれました。
いざ、観察路「入口」から分け入ってみます。
数十年に一度咲く、笹の花を発見!
笹の花が咲く年は冷害になると言われています。どうりで今年は野菜も遅れている訳だ!
(全部、ご一緒した初老のご夫婦からの後知恵ですが)
うっそうとした笹林を歩いていると・・・
!!!
と大げさに驚いてみましたが、眼前に湿原が開けてオープンユアアイズ!
ガイドさんの説明を受けてベンセ湿原を満喫する奥様達と「こんにちは~」と挨拶を交わしつつ、日ごろのストレス疲れを癒すべく、てくてく歩くのです。
売店のお兄さん情報では、「ピークは今週末(取材日の5日後)ぐらいかな」とのことでしたが、見事な黄色いじゅうたんが敷かれていました。
ニッコウキスゲ
展望台もあり、
湿原全体を見下ろせます。
(展望台ではクモの巣にひっかかりがちなのもご愛敬。苦手な方には注意を喚起します)
この日は曇っていましたが、天気が良ければ岩木山も見えたんではないでしょうか。
ぐるっと一周、普通に歩いて30分の一人旅を終えて振り返えると、
!!!!!
[ ←順路 ]って書いてあった!最初の観察路「入口」って何だ!
というハプニングもありましたが、
「入口」から回るもよし、「順路」に従うもよし、なのでしょう。
6月にはニッコウキスゲ、7月にはノハナショウブのじゅうたんが見られる、1年で2度おいしいベンセ湿原。
ゆっくり歩いても1時間もかからずに1周できるので、ドライブの途中で休憩がてら寄ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ご一緒した初老のご夫婦は
「お父さんが花が好きでね~。今日休みだから青森(市)からわざわざ来たんだけど、来てよかったわ~」
と、ご満悦のお母さんと
「初めて来たけど、こんなに素晴らしい景色だと思ってなかった。また来年も来るよ」
と、ご満悦の奥様を見てご満悦のお父さんが、ほほえましかったです。
地元を褒めてもらえ、私もご満悦しちゃいましたごちそうさまです。
タイミングを見計らって、今度はノハナショウブのリポートができればと思います。
その際には順路どおりに回ろうと決めたスタッフ安田でした。
(スタッフ安田)